ブログTOP > 2019.12.15

飲食店を始めるときの考え方

こんにちは。行政書士の甲田です。
今日は「飲食店を始めるときの考え方」についてのお話です。

独立して自分の店を!!と考えている方、特に「飲食店を開きたい」という方はとても多いです。

どんなビジネスでもそうですが、始める特に大切なのが「人」「物」「金」です。
どれ一つ欠けても成功しませんので、全部意識して計画を進めなければなりません。

さて、飲食店を始める場合、最初に考えなければならないのが場所と商品。
「何処で何を売るか」です。
ここを漠然と考えている方が結構います。
中には「味が良ければ場所は関係ない」という方がいますが、それは違います。
確かに味が良ければお客様は来てくれますが、場所が悪ければ限界があります。

開業の目的は「成功」ではないですか?

場所が悪くても来てくれる神様みたいなお客様、確かに大切な存在ですが、そんな善意に頼っていてはビジネスの成功は見込めません。
「目につく場所」で「興味の引くものを売る」これが基本です。

それなりの場所でお店を開きたい場合、当然資金も必要になります。
自己資金で足りなければ「融資」を受けてでも理想の店に近づける努力をするべきでしょう。
もし、開店後思うように客足が伸びなかった場合、「あそこで妥協したから」と、きっと後悔します。
開店準備は全力で行うべきです。
借金は確かに怖いですが、モチベーションにもなります。
「稼がねば!」は成功の原点です。

そして「人」。こちらは教育です。
店で働くスタッフだけでなく、経営をサポートする家族にも教育は必要です。
家族のほのぼの経営もいいですが、それで成功する店はほんのわずかです。

教育する内容はたくさんあります。
料理のことだけでなく、経営(経済)、利益、人件費、廃棄される食材のことなど
店に関する様々なことを教えなければなりません。
「そこまで教えなくても・・・・」と思った方、考え方を改めたほうが良いですよ。
経営(経済)の仕組みが分かると人の行動が変わります。
自分の給料を意識し、他人の評価が気になるようになります。
そこに競争が生まれ、組織は活性化します。
生き生きした組織には人が寄ってきます。
人が集まるところにビジネスチャンスがあります。

人が集まる環境を作り、人が求める商品を提供し、何度でも来たいと思う場所を提供する。

成功しそうですよね?

飲食店を始めるとき、こうした意識を持つことはとても大切だと思います。
少しでも参考になれば・・・。

それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。
次回もご覧ください。

 



飲食店を始めるときの考え方のことを書いている行政書士のブログです。